新着情報

INFOMATION

女子代表チーム愛称「Smile Japan」発表

2013.03.28

都内ホテルに於いて、アイスホッケー女子日本代表チームの愛称とロゴマークを発表した。
発表には、2013IIHF女子世界選手権ディビジョンⅠグループAに出場する選手・スタッフが出席。

愛称は、ソチオリンピック女子最終予選を戦う中で、チームが持ち続けた笑顔というコンセプトから「スマイルジャパン」と名付けられた。
ロゴマークは、日の丸にパックとスティックをあしらったデザインを選手たちが選び決定した。


<愛称が生まれるまで>

決戦の地スロバキアの前に、チェコで事前合宿を行った。
攻撃力のあるチェコとの練習試合前のミーティング、
飯塚監督が「失点をおそれなくていい、笑顔でプレーしよう」と選手に声をかけた。
控え室のホワイトボードに選手が「笑顔を忘れずに」と書いた。
Team Japanはチェコに2連勝してスロバキアに乗り込んだ。

オリンピック最終予選が開幕した。
初戦ノルウェー戦。
カーラコーチは選手たちを送り出す時にグータッチをして、ひとりひとりに「SMILE」と声をかけた。
試合は3点ビハインドになったが、選手たちはみな笑顔だった。・・・そして逆転した。
翌日スロバキア戦の控え室には選手が書いた「笑顔でペコしよう」

スロバキア戦は惜しくもゲームウィニングショットで敗れ、
オリンピック出場は最終戦に持ち越された。
運命のデンマーク戦の前日練習。昨夜の敗戦、残された1ゲーム、張り詰めたリンク。
しかし・・・選手全員はSMILEだった。


<マクラウド・カーラ コーチのコメント>

コンセプトはシンプル、何事も楽しめば良いパフォーマンスができるということです。
ポプラトでの試合で学んだことは、笑顔でプレーしていれば、緊張して固くなってしまうことはないということでした。
すべてのゲームはとても重要ですが、その経験を“楽しむ”ことはもっと重要なことです。私たちは最後の3週間、それまでにないくらい笑顔でプレーしていました。それがオリンピック出場を決められた最大の理由だと思っています。
ホッケーは楽しんで、笑顔でするゲームです。そうすれば結果はついてきます。
Smile Japan!

  • 画像1
  • 画像2