世界U18選手権 日本、延長残り1秒でイタリアに敗戦
2012.04.16
世界U18選手権第4戦はイタリアと対戦した。1Pは前日の反省を踏まえ、立ち上がりから良い動きが見られ#11寺尾勇利(駒大苫小牧高)が2得点し2-1。2Pの前半も日本ペースでゲームは流れ、パワープレイやブレイクアウェイのチャンスがあるも得点ならず、逆に後半イタリアに2点奪われ2-3となる。
3P開始3分で#11寺尾のゴールで同点に追いついた。しかし再び失点しリードされ、試合は膠着状態になり終盤に入る。日本は6人攻撃を仕掛けパワープレイを得ると試合終了41秒前に今試合4得点目となる貴重なゴールを#11寺尾が決め延長戦へと持ち込んだ。
4on4の延長戦は日本ペースでいくつもチャンスを作ったが決められず、延長終了1秒前にイタリアに決勝点を決められてしまい敗戦。日本は勝ち点1を得た。
日本が勝ち点1を獲り、5位のノルウェーが60分で敗戦した為、残留争いは最終戦までもつれる。日本は最終戦でフランスに60分勝ちし、スロベニアがイタリアに60分で負けると日本のディビジョンIグループA残留が決まる。
【試合結果】
日本 4 (2-1,0-2,0-1) 5 イタリア
【日本の得点者】
05:35 G:#11寺尾 勇利(駒大苫小牧高) A:#5横山 恭也(法政大)
14:02 G:#11寺尾 勇利(駒大苫小牧高) A:#7大澤 翔(明治大)
43:08 G:#11寺尾 勇利(駒大苫小牧高) A:#3橋本 潤(北海高)#5横山 恭也(法政大)
59:19 G:#11寺尾 勇利(駒大苫小牧高) A:#24保田 勝平(日本大)#13人里 茂樹(白樺学園高)
【日本のGK】
#20佐々木 章(武修館高)
【日本のゲームベストプレーヤー】
#11寺尾 勇利(駒大苫小牧高)
【選手コメント】
#11寺尾 勇利(駒大苫小牧高)
立ち上がりは悪くなかったが先に自分たちがやりたいことをやられた。点を取って追いつけたがチームの得点ではなく個人の得点なので嬉しくはない。6人攻撃で得点できたのは良いところにパックが来たから。いつもは諦めてしまうところが監督・コーチから「信じる」ことを言われそれを信じ同点に追いつくことができた。
#18上野 峻輔(北海高)
3Pの1点負けている時チャンスで決められなかったがフェイスオフは良く取れてチャンスを作れていた。守りのポジションの声の掛け合いをしっかりすれば失点しないはず。アタッキングゾーンではコーナーから攻めることができ強くなってきている。最終戦は良い準備をしてチーム一丸となって声を掛け合い普段通りのプレーをして頑張りたい。
#12金子 立樹(駒大苫小牧高)
自分が出ている時に失点しなかったので、次のセットに繋げられた。3Pは走れていたが1Pから走っていくようにしたい。PKで使われることが多いので失点しないようにしたい。最終戦、ポイントできるよう頑張りたい。