2021 IIHF準年次総会・理事選挙開催
2021.09.25
国際アイスホッケー連盟は、2021準年次総会および改選による理事選挙をロシア・サンクトペテルブルクにて開催した。
日本代表関連は、2022年からオリンピック開催年を含めて女子世界選手権を毎年開催することが承認され、女子日本代表が出場する2022女子世界選手権トップディビジョンは、2022年8月にデンマークにて開催されることが決定した。IIHFアイスホッケー女子世界選手権は1990年に始まり、1997年からはオリンピック開催年を除いて毎年開催されるようになった。2014年からは、女子世界選手権の下位ディビジョンがオリンピック開催年に行われるようになったが、トップディビジョン出場国はオリンピックに参加するため実施せず、昇格・降格制度に困難が生じていた。
また、IIHFアイスホッケー世界選手権プログラムに参加するチーム数の増加に伴い、最大ポイント数を現在の1,200ポイントから1,600ポイントへの変更が承認された。この変更は、2022年の世界ランキングから適用される。
その他、国際アイスホッケー連盟の82番目の加盟国として、チュニジアの加盟が承認された。チュニジアは、南アフリカと隣国のモロッコ、アルジェリアの2カ国に続く4番目のアフリカの国となった。
改選による理事選挙は、下記のとおり選任された。任期は2026年(選挙実施日)まで:
■会長(1名)
Luc Tardif (FRA)
■上級副会長(1名)
Petr Briza (CZE)
■地域別副会長(各地域1名)
Bob Nicholson (CAN)※アメリカ大陸
Aivaz Omorkanov (KGZ)※アジア・オセアニア
Henrik Bach Nielsen (DEN)※ヨーロッパ・アフリカ
■理事(9名、うち男女各2名以上)
Zsuzsanna Kolbenheyer (HUN)
Marta Zawadzka (POL)
Heikki Hietanen (FIN)
Anders Larsson (SWE)
Pavel Bure (RUS)
Raeto Raffainer (SUI)
Andrea Gios (ITA)
Franz Reindl (GER)
Viesturs Koziols (LAT)
※その他、監事、倫理委員会、懲戒委員会、上訴委員会の委員が選出された。