「ハイブリッドアイシング」解説動画について
2014.09.26
国際アイスホッケー連盟が決定した2014-2018IIHF競技規定(ルールブック)の変更のうち最も大きな変更となる「ハイブリッドアイシング」の動画を紹介します。
最下段「このニュースに関する詳細はこちら」からご覧ください。
【460 – アイシング・ザ・パック:ハイブリッドアイシング】
当ルール解釈で「アイシング・ザ・パック」を適用する場合は2つの判断をする必要がある。
1). ラインズマンは第一にパックがゴールラインを越えるかを判断しなくてはならない。ラインズマンがパックがゴールラインを越えると判断した後、どちらの選手(攻撃あるいは守備)が先にパックを触れるかを判断してアイシングの有無が決まる。このラインズマンの判断は最初の選手がエンドゾーンのフェイスオフスポットに到着する時点までに決めなくてはならず、判定要素は選手のスケートとする。
2). パックを奥深くに撃ち、ボード際を廻り、エンドゾーンフェイスオフスポットに向けて戻ってくる場合も、同じ手順でラインズマンが、パックと選手の距離(距離=パックを触るであろう地点と、最初の選手の位置の距離は、ゴールライン~フェイスオフスポットと似た距離、約8m~12m)が安全に保たれているうちに、どちらの選手が先にパックを触れるかを判断する。これは、どちらの選手がエンドゾーンフェイスオフスポットに到着するかはではなく、どちらの選手が先にパックをプレイするかで判断する。最初の選手がエンドゾーンフェイスオフスポットに到着する時点で、パックまでの競争で誰が先着になるか判断が困難な場合はアイシングとして判定する。