2020 IIHF臨時総会オンライン開催
2020.06.23
2020年5月にスイスで予定されていた2020 IIHF年次総会が中止となり、改めて2020 IIHF臨時総会が昨夜オンラインで開催され、2021シーズンのIIHF世界選手権プログラム(全23大会)と2022北京オリンピック女子アイスホッケー予選の開催地が決定しました。
ベラルーシ(ミンスク)とラトビア(リガ)で開催予定の2021 IIHF男子世界選手権トップディビジョンは、多くのリーグがコロナウイルスの影響により開幕が遅れるため、2週間延期の提案が承認されました。日程は、2021年5月21日~6月6日。
女子日本代表チームが参加する2021 IIHF女子世界選手権トップディビジョンは、2020年3月に実施予定でしたがコロナウイルス感染拡大により中止となり、改めて2021シーズンに同開催地カナダにて実施されます。日程は、2021年4月7日~17日。
2021 IIHF男子U18世界選手権トップディビジョンは、女子と同様に中止となり、改めて2021シーズンに同開催地にて実施されます。日程は、2021年4月15日~25日。
2021 IIHF女子U18世界選手権トップディビジョンは、2021年1月5日~12日の間、スウェーデンのリンシェーピング、ミェルビューで開催されます。
ディビジョンI以下の世界選手権は、2020シーズンに中止となった多くの大会が、同開催地にて2021シーズンにスライドされます。
例外として、男子ディビジョンIIグループAと女子ディビジョンIグループBは、2022北京オリンピックのテスト大会としてオリンピック会場で開催されます。
また、2020年8月に予定されていた2022北京オリンピック男子最終予選は、1年延期して2021年8月26日~29日にラトビア、ノルウェイ、スロバキアで各グループが開催されます。
2022北京オリンピック女子アイスホッケーには31の国と地域がエントリーし、予選が2020年12月からスタートします。2020 IIHF女子世界ランキング上位6チーム(アメリカ、カナダ、フィンランド、ロシア、スイス、日本)と開催国である中国は既に本戦への出場が決まっています。残り3枠を争う予選で男子同様、2021年8月26日~29日にチェコ、ドイツ、スウェーデンで各グループ最終予選が開催されます。
各カテゴリーの日本代表チームが参加する2021世界選手権の開催地は、下記のとおりです。
スケジュールは後日確定され、発表されます:
■男子
2021 IIHF世界選手権ディビジョンIグループB
ポーランド(カトヴィツェ)
■男子U20
2021 IIHF U20世界選手権ディビジョンIグループB
エストニア(タリン)
■男子U18
2021 IIHF U18世界選手権ディビジョンIグループA
スロバキア(スピシュスカー・ノバー・ベス)
■女子
2021 IIHF女子世界選手権トップディビジョン
カナダ(ハリファックス&トゥルーロ)
■女子U18
2021 IIHF 女子U18世界選手権ディビジョンIグループA
ハンガリー(ジェール)
また、2020年9月にロシアにて開催を予定していた2020 IIHF準年次総会も中止となり、同総会において実施を予定していたIIHF理事選挙は1年延期になりました。これにより現理事の任期を2021年の準年次総会まで延長し、関連する機関や付随する規約、細則等の修正も承認されました。